テーマ： アウトラインエディタ
WorkFlowy - Organize your brain.
PCのOSにWindowsを使用し始めてから、もう15年以上が経過する。 サーバOSも含めて10種以上のWindows OSに触れてきた計算になるのだけれど、ここ２〜３年は公私共にメイン端末がMacになった。 環境がガラリと変わったり、すっかりMacに馴染んでWindowsの操作なんて忘れてしまったかといえば、そんなことは全くなくBootcampを利用して相変わらずメインのOS環境はWindowsだ。
それでも、少しずつMac環境とWindows環境を行ったり来たりするようになってくると、不便さを感じるのはOS間で互換性のないアプリケーションがチラホラあることだ。 今やほとんどのアプリケーションがブラウザベースとなり、たいていはそれで済むのだけれど、どうしてもかけがえのないソフトというのはあるもので、私の場合はそれがアウトラインエディタとかアウトラインプロセッサとか呼ばれる類のソフトだった。 そのソフトウェアは「アイデアツリー」というソフトで、個人的に初めてお金を出して購入したシェアウェアで思い出深く愛着もある。
アウトラインエディタというソフトの役割から、たいていの仕事を行うにあたって必要とされるシーンに溢れていて、Mac OS環境での作業中にもふとしたタイミングで利用したくなる瞬間がある。
そういうときに考えるのは「アイデアツリーのMac版が出ないものか」「Macで使えるアイディアプロセッサがないだろうか」「アイデアツリーのブラウザ版が出ないものか」「ブラウザベースのアイディアプロセッサがないだろうか」「そうだブラウザ版のアイディアプロセッサを作ろう」とかそういったものだ。
何度かMac版のアイディアプロセッサをインストールして試したり、ブラウザベースのアイディアプロセッサの噂を聞いたりしてはいたのだけれど、使い込むほどに便利なものはなかった。いや、と言うよりもそう思い込んでいた。
今回機会があり「Workflowy」を使い始めて、基本的なショートカットキーなどを覚えて、少しだけ使い込んでみた。
その結果が、このタイトル。 「ワンユーザワンフィールド」「250項目までしか使えないフリー版」など理解し難い仕様や使い込むとあっさり突破してしまう無料範囲など、いろいろと突っ込みどころはあったのだけれど「Chromeアドオンとしてオフライン利用可能」「ショートカットが豊富」などの長所も多数あり、何よりもブラウザベースで環境を問わずに作業できるという点があらゆる心のハードルを突破してしまった。
そんなわけで、便利過ぎるアイディアプロセッサ「Workflowy」を今しばらくは使い込んでいこうかなと思う今日このごろです。
